最近、無理なダイエットが原因で無月経症に陥る女性が増えています。
場合によっては、一生月経の戻らない場合もあるようです。
また、若年層にもカルシウム不足による骨粗しょう症が多く見られます。
他にも肌荒れや精神活動の鈍化など、ダイエットにおける、さまざまな弊害が問題化しています。
これらの弊害は、すべて食物制限による栄養不足が原因の一つといわれています。健康を損なってまでの過激なダイエットは生命活動の危機でさえあるのです。
栄養補給
ダイエットをするのであれば、最低限マルチビタミンやマルチミネラルのサプリメントの摂取をお奨めします。
栄養が補給できる上に、ビタミンやミネラルの補給により、新陳代謝が活発になり、基礎代謝カロリーを引き上げることで、より効率よくダイエットができます。
これらのサプリメントの摂取により栄養が体にいきわたることで、食欲を抑える効果もあります。
糖代謝と脂肪代謝を引き上げる
ビタミンB群には糖代謝と脂肪代謝を活発にさせ、体が摂取したカロリーを使いやすくする働きがあります。
ビタミンB群は共同で働く性質があり、どれかひとつが欠けても全体の働きが鈍ります。
また、水溶性のため、排尿と共に体外に排出されやすい性質もありますので、一日に何度かに分けて摂取する必要があります。
クレーブス(ノーベル賞学者)の提唱する、クエン酸回路というものがあります、体内にクエン酸が不足すると糖代謝が鈍り、疲れやすくなり、摂取した糖分をうまく使えなくなるというものです。
クエン酸(りんご酢や果物などに多く含まれます)を摂取することでダイエットにもつながります。
クエン酸(クレーブス回路)サイクルの理論ではクエン酸を摂るより、カルニチンやαリポ酸(アルファリポ酸)、ピルビン酸を摂る方がエネルギーサイクルはよく働くことが判っています。
糖分と脂肪の吸収をセーブする
食事中に食物繊維を摂取することで、糖分の吸収をセーブできます。
水溶性の食物繊維(海草など)と不溶性の食物繊維(野菜など)をバランスよく摂ることは、ダイエットだけではなく、健康維持に非常に重要です。
同じ食物繊維の仲間ですが、キトサンというものがあります。
これは、ビタミンC(ビタミンP)と一緒に摂取することで、脂肪を吸着し吸収しにくくする顕著な働きがあります。
是非、効率の良いダイエット方法としておすすめします。
ダイエット効果以外にも従来のキトサンの特徴である腸内の善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)を活性化させ腸内を正常に保つ働きがあり、スキンケアや肩こり、不眠症、花粉症、アレルギー性疾患、抜け毛、白内障、更年期障害、腰痛、神経痛、痛風、高脂血症、高血圧、糖尿病、肝臓病など、さまざまな症状に効き目が期待されています。
これは、キトサンが体の自然治癒力を改善してくれるためで、免疫機能を高めて病気に罹りにくい健康な体を作ってくれます。
ただし大量の食物繊維は、ビタミンやミネラルの吸収を阻害します、ご注意ください。
基礎代謝カロリーを引き上げる
LアルギニンやLオルニチンなど、数種類の特定のアミノ酸を選択摂取することで、成長ホルモンを分泌させ、体のエネルギー代謝を活発にさせ、基礎代謝カロリーを引き上げることが可能です。
ただし、この方法は25-30歳を過ぎた方(個人差はあります)に有効で、成長ホルモンの分泌が活発な若年層にはあまり効果はありません。
運動しながらヤセる
筋肉を酷使すると、筋肉組織は太くなっていきます、その太くなるときには、アミノ酸が必要なのですが、運動の前や後に食事をしても、消化に時間がかかるため、すぐには食べ物はアミノ酸になってはくれません。
そこで運動のときに、アミノ酸をバランスよく配合した総合アミノ酸サプリメントを摂ると、アミノ酸は吸収が早いため、すぐに体内に取り入れられ、筋肉となりうるのです、是非、アミノ酸サプリメントをおすすめします。
砂糖の摂りすぎに注意
砂糖を多く摂ると低血糖症に陥りやすく、ますます甘いものが欲しくなり、間食や異常食欲の原因となります。
これらを防ぐことは、身体と精神の健康のために、カロリーを控えるということ以上に重要なことです。
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