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2013年1月9日水曜日

動脈硬化を防ぐビタミンA

 カロチン類の中では、圧倒的にベータカロチン(ビタミンA)が有名です。

 ベータカロチンには強い抗酸化作用があることが知られていますが、ベータカロチンは本当はカロチノイドと呼ばれる抗酸化物質の1つで、実はベータカロチンより抗酸化作用の強いアルファカロチンや、リコピンやルテイン、アスタキサンチン、フィトエンなどのキサントフィル類、などなど、様々なものがあります。

 これらのカロチノイドやキサントフィル類は、ベータカロチン(ビタミンA)だけを摂ったときの害を防いでくれますので、できるだけベータカロチンだけでなく、総合的に摂る必要があります。

 ベータカロチンを含むほとんどの天然の食品には、通常はカロチノイドとして複合的に含まれています。

 最近では、化学的に合成しやすいベータカロチンだけを摂るのではなく、カロチノイドとしての複合的な抗酸化作用を期待して、天然の食品からカロチノイド類を抽出・濃縮したサプリメントが人気です。

 これらの抗酸化作用を持つ様々なビタミンは、常に身体の中にあるように心がけてください。

 ただし、ベータカロチン(ビタミンA)とビタミンEは過剰症がありますので、使用量を守って使ってください。

 男性では30代から徐々に、女性では閉経後に、急激に動脈硬化の危険が増します。

 できるだけ、毎年健康診断やバイタルチェックを受けて、血中脂質の量や血管の傷み具合を把握しておいてください。

 動脈硬化はすべての生活習慣病の元凶といってもいい病気です。しかし、動脈硬化は予防方法の研究が多くされていて、予防は可能な病気でもあります。

 兆候の出てきた時には手遅れなことの多い生活習慣病を防ぐのであれば、動脈硬化を防ぐのがいちばん簡単です。




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