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2013年1月9日水曜日

疲労回復サプリメント

ビタミンB群による疲労回復

ビタミンB群は、一般的にはビタミンB1、ビタミンB-2、ナイアシンアミド、パントテン酸、ビタミンB-6、ビタミンB-12、PABA(飲むUVカットとしても人気)、葉酸、コリン、イノシトール、ビオチン(ビタミンH)(※ビタミンH・現在ではビタミン類から外れています)などの総称です。 ビタミンBを摂る場合、これらひとつひとつのビタミンBのバランスが大切で、どれかが多すぎても少なすぎても、他のビタミンB群の働きを低下させます。
疲労回復においてビタミンB群のバランスは非常に重要な要素となりますのでバランスのとれたビタミンB群サプリメントの摂取をお奨めします。

ビタミンB群は、たんぱく質や脂質、炭水化物の代謝(体がこれらをうまく使えるようにすること)に必要で、不足すれば体をつくることも出来ず、エネルギーもうまく使えず、細胞にたまった老廃物の処理さえも出来なくなります。つまり、ビタミンB群が不足しただけで、疲労回復が遅れるのです。

ヒトはストレス下に置かれるとビタミンB群やビタミンC(ビタミンP)、亜鉛やカルシウムなどの各種ミネラルを大量に消費します。疲労の大きな原因の一つがストレスといわれ、疲労を感じている方の多くは、ビタミンB群の補給でかなりの率で疲労回復が見られるといわれています。

ビタミンB群はタンパク質や脂質、炭水化物を身体がうまく使うために必要で、それらが不足すると身体組織がうまく作れなくなり、疲労回復の遅れなどの様々な症状が表れます。特に肌荒れ、髪のパサつき、不眠症、食欲不振、神経や筋肉異常などの症状が疲労と重なって起こっているようであれば、ビタミンB群の不足が疑われます。

糖分をたくさん摂られる方、コーヒーやアルコールなどの嗜好品が好きな方、避妊ピルや睡眠薬や感染症治療薬などを常用されている方も、ビタミンB群の必要量が非常に増し、不足することで疲労回復が困難になるケースもあります。
また、最近の報告では、極度の疲労を感じている方に、ビオチン(ビタミンH)不足の方が多いというデータもでています。

アメリカでは、ビタミンB群は、マルチビタミンやマルチミネラルと並んで、最もポピュラーなサプリメントの1つです。
是非、ビタミンB群の摂取で疲労回復を行ってみてください。



ビタミンやミネラルの補給による疲労回復

食の西洋化によるビタミンやミネラルの栄養不足による疲労回復の困難が問題となっています。
ヒトは体の機能を正常に保つために 多種類のビタミンやミネラルを必要とします。
これらの必須栄養素が欠乏すると疲労を感じるわけですが、その欠乏の症状として一般的なものを以下に記します。
もし、疲労回復が難しく、しかもこれらの症状が見られない場合は、内臓疾患などの病気も考えられますので、一度病院で検査をしてみてください。


イライラする
神経障害
うつ病
無気力
筋肉の痙攣
筋肉痛
皮膚疾患
下痢
腹痛
食欲不振
パワー不足
風邪などの感染症に頻繁に罹る
爪に小さい白い斑点ができる

疲労回復の困難と共にこれらの症状がある場合は、時間はかかりますが、マルチビタミンやマルチミネラルである程度の疲労回復は期待できます。
もし、半年~1年の摂取で疲労回復が見られない場合は、やはり病院で検査してもらうのが良いと思います。



エストロゲンと疲労回復

エストロゲンは、女性ホルモンといわれるホルモンの一種で、体内において400以上の作用を引き起こします。

 そのなかには疲労回復に関係する作用もあり、疲労回復においてはエストロゲンの存在は無視できないのです。

エストロゲンは、よく更年期障害と結び付けられ、女性に特有の症状の多くがこのエストロゲンの減少が影響しているといわれています。

 更年期の女性の疲労回復困難などはこのエストロゲンが関係しているケースが多いようです。

しかし最近の疲労回復の研究では、男性もこのホルモンの影響を受けていることがわかってきました。(女性ホルモンとはいっても、もちろん男性も分泌されています。ただ女性よりもその量が少ないだけです。)
中年期以降の男性の無気力感や疲労回復の遅れ、自殺願望などの多くが、このホルモンの分泌異常に起因するのではないかといわれています。

アメリカでは、女性だけでなく男性も大豆イソフラボンを摂ることでこれらの疲労を改善する例が数多くみられます。

 ただし、通常女性の場合1日に最低40mgを摂取する必要がありますが、男性の場合はまだ症例が少ないため決まった数字が無いようです。

 アメリカで行なわれている多くの実験をみる限りでは、10~40mgでの実験が多いようです。

 また、DHEAによる性ホルモンの分泌改善でもよい結果がでているようです。(現在では大豆イソフラボンよりもDHEAの方が男女ともに人気が高いようです。)



若年性更年期障害や生理不順と疲労回復

もちろん女性も、エストロゲンの分泌異常で疲労回復の困難化を起します。

昔はエストロゲンの分泌異常というと、40~55歳の方に多く見られましたが、最近では無理なダイエットやストレスなどにより、若い方でも40%以上の方に生理不順や若年性更年期障害などのエストロゲンの分泌異常が多くみられ、疲労回復の遅れが起こっているようです。

生理不順などの問題を抱える方で、疲労回復の困難を感じていらっしゃる方は、エストロゲンの分泌異常によるケースが考えられます。
このようなタイプの方は、大豆製品を多く取り入れ、栄養バランスを考えた食事を摂ることで、生理不順が改善されたり、疲労回復がみられる場合が多いようです。

アメリカでは、大豆製品を食べる機会が少ないせいか、大豆イソフラボンのサプリメントが非常に人気です。

 大豆イソフラボンには女性ホルモン様物質が高濃度で含まれ、1日40~80mgの摂取で女性特有の症状を改善したとのレポートが数多く存在します。

 エストロゲンの分泌異常による疲労回復の遅れが疑われる方は一度試してみてください。



カルニチンによる疲労回復効果

疲労回復に関係する栄養学としてノーベル賞受賞者のクレーブスという科学者が確立した理論で、生物のエネルギーの流れを証明したクレーブス理論というものがあります。

クレーブスは、生物のエネルギーは「外から入ってきてエネルギーとして使われ、終わりになる」とはしておらず、生物のエネルギーの流れは 「循環を描くエネルギーサイクルを形成している」としています。

 そして、そのサイクルの中のどこか一か所でも滞ってしまうと、すべてのエネルギーサイクルがうまく機能しなくなるとしています。

 このエネルギーサイクルの機能が低下することで疲労回復が困難となり、慢性疲労症候群という病気にまで進んでしまうこともあるようです。

ちょっと前にアメリカで話題になりましたが、都会型の病気として慢性疲労症候群という疲労回復困難な病気のようなものがよくみられるようになってきているそうです。

 疲労や筋力の低下、思考力の低下、偏頭痛などの症状を併発のが特徴で、その中でも半年以上の長きに亘って疲労回復がみられないものを、慢性疲労症候群と規定しているようです。

 慢性疲労症候群の原因は、今のところ解明されていませんが、脂質のエネルギー変換がうまく働いていなかったり、生物の生命活動を司るATPというブドウ糖から作られるエネルギーの産生が低下して起こるといわれています。

慢性疲労症候群は、クレーブス理論のエネルギーサイクルの様々な個所で滞りが起きることで発生するのではないかという仮定に基づいて、あらゆる実験を行った結果、カルニチンという主にダイエット用として使われるアミノ酸サプリメントが脂質の代謝に関係し、その部分を正常化することでエネルギー代謝をスムーズにし、疲労回復を促すことが判ってきました。

実際にカルニチンは、疲労回復を目的として、アメリカの医療現場で使われています。

 シカゴのマーシー医療センターで行われた実験で、慢性疲労症候群の患者を対象に、1日に1000~3000mgのカルニチンを8週間投与したところ、ほぼ全員に疲労回復が見られました。



コエンザイムQ10(CoQ10)でエネルギーレベルを引き上げる

以前にも疲労回復でご紹介しましたが、ノーベル賞受賞者のクレーブスという科学者が確立した理論で、生物のエネルギーの流れを証明したクレーブス理論というものがあります。

クレーブスは、生物のエネルギーは食料として外から入ってきて、エネルギーとして使われて終わりになるとはしておらず、生物のエネルギーの流れは、循環を描くエネルギーサイクルを形成しているとしています。
そのサイクルの中で1箇所が滞ってしまうと、すべてのエネルギーサイクルがうまく機能しなくなり疲労回復が困難になるとしています。

コエンザイムQ10(CoQ10)は、このエネルギーサイクルの中で、各細胞に含まれるミトコンドリアを活性化し、生物の生命活動を司るATP(筋肉を動かしたり、脳が思考したり、細胞分裂をするなどの生物の生命活動には、必ずこのATPが使われます。)というブドウ糖から作られるエネルギーの産生を促すことで、エネルギーサイクルを正常化し疲労回復を図ります。

慢性疲労症候群にかかってると、このATPの産生が鈍くなることが判っています。このような場合、コエンザイムQ10(CoQ10)を摂ることでATPの産生が高まり、エネルギーレベルが上昇することがわかっています。
コエンザイムQ10(CoQ10)の摂取量は、年齢や体重などに左右されるため人によって様々ですが、疲労回復のために60mg~200mgの間で、体調を見ながら摂っていくことが望ましいとしています。




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