一般的な清涼飲料水にどれ位の砂糖が平均で、小さじ20杯の砂糖が入っています。
これを手のひらに計ってみると、片手に盛り上がるくらいの量になります。
コーヒーや紅茶に、砂糖を入れるかどうかで、迷っているレベルの話ではないんです。
砂糖が体に良いか、悪いか、という問題ではなく、感覚的に、何かマズイのではないかと思えれば、ダイエットの成功に近づくことになりますし、糖尿病も回避できるのではないでしょうか?
10代~30代で、砂糖の摂りすぎによる、低血糖症の方が、非常に増えているそうです。
砂糖を大量に摂ると、血糖値が急激に上昇します。
すると、血糖を処理するため、インスリンが過剰に分泌され、その結果、血糖が処理されすぎ、血糖が不足します。
すると、また、甘いものが欲しくなり、砂糖を摂る、という悪循環が形成されます。これを、低血糖症と呼びます。
低血糖症は、ダイエット中のイライラの原因ともなり、様々な病気を引き起こす原因ともなります。
低血糖の状態を続けていくと、ストレス過多による精神の不安や味覚異常、異常食欲、糖尿病、心臓病、骨粗しょう症、顔面神経痛、成長不良を起こす原因となります。
また、協調性を失ったり、すぐにキレたり、思考力、学習力の低下が起こります。
低血糖を防ぐには、大量の砂糖を摂ることを避けるか、食物繊維と一緒に摂取すると良いようです。
食物繊維は、腸内での糖分の吸収を緩やかにしますので、急激に血糖値を上げることなく、したがって、インシュリンの大量分泌による、低血糖症の悪循環の鎖を断ち切ることになります。
ダイエットでは、異常食欲の原因になったり、味覚異常によって、砂糖が欲しくなったり、ストレスによって、イライラを増したりするので、意識して、砂糖の大量摂取は避けるべきでしょう。
その他にも、有効な方法があります。
砂糖の摂りすぎによる、ストレスによって失われた、ビタミン・マルチミネラルを補給し、味覚異常を正常に戻し、砂糖を欲しがる状況から、抜け出します。
サプリメントでビタミンB群を補給することで、糖代謝を良くし、低血糖状態になるのを防ぎます。
サプリメントでカリウムを補給することで、ブドウ糖とグリコーゲン(肝臓に多く蓄えられた、エネルギーとなる物質)間の変換を、順調にして、低血糖時でもインシュリンが分泌されるのを抑え、グリコーゲンがうまく使われるようにする。
サプリメントにって不足する栄養素を十分補給してください。
ダイエットは、生活習慣病と切り離して考えることはできません。
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